新品は高いです。とても手が出る値段じゃありません。だから安いものをとなると、自ずと中古になります。エンジンものは、焼きついたもの以外は、直せます。逆に言えば、焼きついているなら、部品取り用と割り切ります。
大体はキャブの掃除で治ります。長いこと放置されて、中でガソリンが腐って詰まっているだけのことが多いです。分解して洗ってやれば動き出します。そこに溶接ぐらいはできると、幅は広がります。フレームが折れている、ステーが千切れている、その程度で捨て値になっているものまで狙えるようになります。
今回、グランドソワーを買いました。
車で1時間の距離。
ヤフオクでも、いつもは、農機具屋さんで買っていましたが、今回は、おそらく中華人が経営するスクラップ屋でした。
日本語はギリギリ通じるレベル。
ほぼ通じないと思った方がいいです。機械の状態を口で確認する、という手段が最初から使えません。
そして、日本人のような、丁寧な対応はありません。
おそらくスクラップ屋で買った人が、農機具屋さんに相談するんでしょうね。
これは中古農機具屋さんから、よく聞く話でしたが、
ひどいものに当たったのは、今回が初めてでした。
話に聞くのと、現物を前にするのとでは、まるで違いました。
日本人の経営と、中華人の経営の差は、歴然です
良識のある出品者なら、出品する前に一度動かしてみます。どこが悪いかを把握して、それを書いて出しますが、今回は、見誤りました。
載せたら終わりだった!
荷台に積んだ時点で、取引は完結しています。それ以上の説明も、確認も、何もありません。
バッテリーを借りて、念のため、動作確認をしました。
モーターは動きましたが、どうもおかしいです。
工具が不要なレベルで、分解したところ、
中には、化成肥料が残っていました。化成肥料は金属を痛めます。残したまま放置すれば、確実にやられます。
ChatGPTにつくってもらったイメージです
モーターの反対側の軸受は、外れていました。
散布レバーは動きますが、どうも動きがおかしいです。
開閉のスライドが固着して、散布レバーごと、溶接が切れたんでしょう。固まったまま無理に動かせば、力の逃げ場がなくなって、一番弱いところが持っていかれます。
とてもじゃないけど、すぐに使えるものではなく、ジャンクもジャンクでした。
直そうと思えば治ります。
でも、修理するぐらいなら、高くても、動くやつを買った方が安いレベルでした。
代表らしき人との会話
息子と書かれた人との、電話
故障箇所を説明しました。
書いてあった通りの、「使えていた」レベルのものじゃない。
再び、代表
直して使えるレベルにするレベルのものじゃない。
無言で片付け出しました。
ということで、撤収しました。
残念ながら、写真を取り忘れたのが、痛恨の極みです。
ジャンクは、ジャンクでも、、、
農機具屋さんが書く「ジャンク」は、保険です。たぶん、動くだろうけど、十分メンテナンスが必要だ、という意味でのジャンクであり、そこまで面倒は見きれないから、そう書いておきます。買う側もそれを分かって買います。
今回の「ジャンク」は、字の通りのジャンクでした。
きれいなところだけ見せて、壊れたところを見せません。写真に写っているのは、外から見て問題のない面ばかりです。軸受が外れていることも、中に肥料が詰まっていることも、一枚も写っていません。
見せたら、誰も買わないだろうから、載せなかったのです。
写真だけで判断するのは難しく、現物確認は必要ですが、それは避けたいから、いろいろ推察しました。
いい経験でした。