放置畑に久しぶりに行ったら、ジャングルになっていました。
この畑は、かぼちゃ・さといも・さつまいもなど、放置していても育つ作物を植えている場所です。8月頭に見たときはまだ全然余裕がある状態でした。
ところが、8月8日・8月12日の雨により、一気に爆発的に伸びて、あっという間にジャングル化してしまいました。放置栽培とはいえ、雑草も一緒に爆発的に伸びるので、収穫時にはどこに何があるか分からなくなりそうです。
それにしても、雑草の生育スピードは凄まじいです。こうなると刈払い機は使えません。刈払い機だとかぼちゃのツルまで一緒に刈ってしまうからです。ここまで絡み合ってしまうと、頼れるのはテデカール(手で雑草を引き抜く、あの伝説の農法)しかありません。
かぼちゃやさつまいもは、本来なら通路に防草シートを敷いておけば、こうして草刈りに追われることもなかったはずです。分かってはいるのですが、そこまで手が回らず、結局、後から余計な手間が増えただけ、という結果になってしまいました。
隣の山の芋にまで侵食したかぼちゃ
かぼちゃのツルは、隣に植えている山の芋の支柱にまで侵食していました。しかも、その支柱側でしっかり実がついています。ここまで絡まっていると、収穫できるかどうかすら不安になるレベルです。ツルを動かそうとすると折れてしまうかもしれない、というレベルまで絡まっていて、「もう諦めてしまえ」という悪魔の囁きが聞こえてきます。
畦の雑草は草マルチに
畦(あぜ)も腰の高さまで雑草が伸びています。こちらはツルを整理したあと、通路に敷き込んで草マルチにするつもりです。分解が進めば、来年の養分になってもらう算段です。
米ぬかをまくと雑草が生えにくくなるそうで、しかも肥料にもなるので、本当はやりたいところです。
ちなみに、自然栽培や無農薬栽培を目指しているわけではありません。農薬も化学肥料も、必要な分はしっかり使いますが、ここは無農薬で栽培できるものを主としています。
無農薬栽培って、大変そう
先日、厳密には認定された高価なお酢のみを使う、無農薬栽培に近い農法を聞く機会がありました。聞いてみると、本当に大変そうな話ばかりで、例えば葉虫が出たら、動噴で水をかけて追い払うそうです。とはいえ数時間後にはまた戻ってきそうな対処法です。
そこまで大変な思いをして作っても、有機JIS栽培をしても、農薬を使っても使わなくても、きゅうりの値段はそう変わりません。虫や病気にやられるロス分と、かかる手間を考えたら、無農薬なら10倍、有機JIS農法なら3倍くらいの値段じゃないと、割りが合わないんじゃないかと思います。
農薬を正しく恐れる
この方は農学校を出られた方で、「農薬は使わないんですか?」と聞いたところ、座学はちょっとだけやった程度とのことでした。実習では、苗にネットをかけて全部土で埋め、虫が入らないようにする、という授業があったそうです。ところが1週間後には、そのネットの中で虫が飛び回っていたそうです。
てっきり、農薬の使い方もガッツリ学んだ上で、有機JISや自然農法などの選択肢の中から、その農法を選ばれたんだと思っていたのですが、そもそも学校自体がそういう方針だったとのことでした。
「農薬は耐性がつくでしょ?」と言われたので、「つけないために、違う種類の農薬をローテーションするんですよ」と答えたら、「へーーー」という反応でした。
自分もかつては「農薬=悪」というイメージを持っていましたが、学ぶことで正しく恐れることができるようになり、今は用量用法を守って栽培しています。
専用アプリだからこその便利さ
「前回、いつ蒔いたっけ?」「この農薬、何回目だっけ?」——こうした管理はGoogleスプレッドシートでもできますが、専用のアプリだからこそ使える便利な機能もあります。農家ノート(栽培)は、そうした失敗しない農法にもう1歩近づくためのツールとして作りました。